4時間目に4年生の教室へ行きました。
習字の時間です。
今日練習する文字は「平和」です。
みんな黙って真剣に半紙と向き合います。
今日は名前も書いて清書を提出します。
横画の打ち込み方が上手な子が多かったです。文字の大きさにもよく注意して書いていました。
ただ難しいのは「和」の一画。打ち込んで左に払うのが難しいです。鉛筆とは異なる筆の感触を感じながら、練習に励んでいました。
習字の時間は、みんな文字との対話です。クラスのみんなが静かなのは、心の中で「打ち込んで、縦に…。」などと、心の中で半紙と対話しているからでしょう。
浮かび上がった文字を見て、次はここに書くと思いつつ、一画ずつ丁寧に書き進めていました。
心を込めて丁寧に書きました。
6時間目に6年教室へ行くと、卒業制作の真っ最中。
名付けて「グランドボックス」
自分のお気に入りのイラストを描いて、色を塗った板を組み立てました。
早く終わってしまった子はクロームブックを使っていました。
制作中の子どもたちを紹介します。
みんな仲が良いです。
男女の仲も良いです。
友達が木工用ボンドで貼り付けるのを手助けする子もいます。
「だれか、押さえるのを手伝って。」という声がすると、さっと男の子が箱を支えました。
うまくゴムで固定できました。
この一コマでも、ほほえましい感じがしました。
卒業が近付いてきたのを感じます。
みんなで協力し助け合う仲間を大切にし、残りの日々を過ごしていきましょう。
ふと振り返ると、1年生が読書カードを手に持って歩いています。
チャンスと思ってついて行くと図書室に到着。
図書室では、机ごとに座って本を読み始めました。
自分の好きな本を手に取り、一人で読んだり、友達に伝え合ったりして、楽しい本の世界に浸っていました。
よく「読書は心を耕す」と言います。
主体的に読むことで、想像力を初めとした様々な力が身に付きます。
夢中になれる本と出会ったとき、人生において大きな財産となることでしょう。
ぜひ、図書館や本屋さんで、すてきな出会いができますように。
本日11時に「Jアラート」の一斉放送が鳴り、各クラスで訓練を実施しました。
今日の実況は、2年生です。
放送が聞こえたのは、ちょうど休み時間。
子どもたちの中に、放送をよく聞いていた子がいて、動き始めました。すると、ほかのみんなも放送に耳を傾けて聞き取っていました。
すばらしかったのは、その後の行動です。
すぐに机の下に身を隠し、退避行動を取っていました。
担任の先生は、一番大切なことを指導しています。
「体だけでなく、頭も隠れるようにもぐりなさい。」
命を守る行動です。
けがを負うと治癒に時間が掛かります。しかし、頭部は命の危険が伴います。大切な指導内容です。
どのクラスも、きちんと訓練を実施することができました。
5時間目の運動場では、3年生がサッカーをしていました。
今日は、スキルを磨く練習です。
「ハードルシュートゲーム」を行いました。
これにはルールがあり、ハードルの支柱に当たると1点、ゲートをくぐれば2点というふうにゴールの仕方によって、獲得ポイントが決まっています。制限時間内に、チームの総合得点で競い合っていました。
一人一つのボールを持っています。
なかなか入らない子がいたり、百発百中の子がいたりして、ゲームにどの子も真剣でした。
たまに「くそーっ。」と悔しがる子もいました。
二回ゲームをしましたが、どのチームも二回目になると得点がアップしています。
みんなで拍手をしました。
ゲームの後は、実際のゴールに向かってシュート練習です。
思い切りボールを蹴ることができるのでフルパワーかと思いきや、ゴールに入るように力を調整していました。
みんなが楽しめる体育科の授業でした。
6時間目の終わりごろに、5年生の教室に行きました。
家庭科の学習が終わるころでした。
テスト前のおさらいをしていました。
五大栄養素
これは炭水化物、脂質、たんぱく質、無機質、ビタミンを指しています。
「炭水化物と脂質は、体内で燃焼してエネルギーになります。」(教科書の記述より)という意味があります。体に関係しているものですから、興味があったようです。
テストは、ばっちりでしょうか。
家庭科の後は、担任の先生からプリントをもらい、休み中のクロームブックの説明です。
近週末は三連休です。家庭から学校へ確実に通信できることを確認することと、クロームブックを使って課題を一人でも取り組めるようにするためです。
クロームブックを使う中で困ったことがあったら、月曜日に先生まで伝えてください。
「読みます。さん、はいっ。」
のかけ声とともに、子どもたちの声が聞こえました。
先生の合図に合わせて一斉に読み始める声に引き寄せられ、教室に行くと、1年生は、算数科の授業です。
色紙が34枚あり、4枚使うと何枚残っているかを考える場面です。
34-4=30です。
一の位が0になる計算です。
また、「ここはなんの位ですか。」に対して、「一の位です。」と発表をしていました。
子どものワークシートを見ると、全問正解です。
よく理解していました。
どの子も先生の話に集中していて、すばらしかったです。
学年のまとめの時期です。
きちんと学んで、1年生で学んだことをきちんと身に付け、2年生の準備をしましょう。
5、6時間目は、家庭科の学習です。
教室に入ると、環境問題について話し合っていました。
「南極の氷が解けると、どうなるでしょうか?」の問い掛けに対して、
・氷が解けると、海水面が上がる。
・陸地が沈む。
・環境破壊が進む。
などといった答えが返ってきていました。
これまでの学びが生かされている場面でした。
授業の終末では、子どもたちが作ったエプロンを返却していました。
「着てみてください。」の声。
一人一人、自分が作ったエプロンを着ています。紐を結べなくて、友達に頼んでいる子もいました。
中には固く結んだために、ほどけなくて脱ぐことができず、困っている子もいました。
でも、6年生はそんなことで立腹しません。「とれんやんかあ。」と言いつつ、顔は笑顔です。良い友達関係ができ、温かい仲間に育っていることを感じました。
楽しい雰囲気の中授業が進んでいました。
6時間目に4年生の教室に行くと、持ち味ゲームの準備をしていました。
ご覧ください。
みんな机に顔を伏せています。
決して寝ているのではありません。
これは、学級で集まった意見を選んでいる場面です。
自分が友達の意見を聞きたいと思うテーマを選ぶために、目を閉じて挙手しているのです。
持ち味ゲームとは、テーマに沿った意見を聞き合い語り合うことを通して、友達の考えを知るという学びです。一人一人の考えを知ることができれば、学級生活を送る上で安心できます。
ゲームと名が付いていますが、テーマを見ていると、
「だれかがいじめられていたらどうするか。」
「好きな言葉」
「自分の直したいところは。」など、
子どもたちが自分の考えをまとめ、話し合うことが最適のくテーマばかりでした。
みんなで伸びようとするパワーを感じました。