アンモナイトのレプリカ作り

2019年11月9日 23時55分
6年生

 6年生の理科の授業で、アンモナイトのレプリカ作りにチャレンジしました。

 現在学習している内容は、「大地のつくりと変化」です。その中で、「大昔の生物の体や、生活していた跡が大地にうもれてできた」化石についても学びます。前回の授業で、学校に保管してある様々な化石を見ることで興味が高まった子どもたち。今回は、自分たちでレプリカを作ることで、化石に対してさらに関心を高めたり、理解を深めたりしてほしいと考えました。

 愛媛県総合科学博物館で、そのための材料の貸出をしていることを知り、お借りできることになりました。内容は、本物のアンモナイトの化石と、それから作ったシリコンゴム製の型。これらが一人一人に用意できました。化石が本物であることを伝えると、子どもたちはびっくり!年代は、中生代ジュラ紀。約2億年前に生きていたものと知り、また興味津々のようでした。

 このシリコンゴムの型に、水で溶いた石膏を流し込みます。固まるのを待つ間は、アンモナイトのスケッチです。殻の筋を一つ一つていねいに描いている子。殻の中から体を出している様子を想像して描いている子もいました。

 約15分~20分で、もう取り出せる程度に固まっていました。慎重にゴムから石膏を取り出すと、表面の模様がきれいにうつしとられたレプリカが完成しました。あとは一人一人家に持って帰って、十分に乾かします。

 楽しく化石について学習できたのではないかなと思います。総合科学博物館の皆様、ありがとうございました!