ロングバージョンお話会

2021年12月21日 09時08分

今朝は、毎年冬のお楽しみ。ロングバージョンのお話会がありました。

 

8名の方が来校され、篠笛、お琴の演奏をBGMにお話を聞きました。

はじめは、寒い冬に心が温かくなるお話でした。いもとようこ作『てぶくろ』です。二つで一組のてぶくろですが、2人で使うとてぶくろをはめない手をつなぐと温かくなる。人数が増えていっても、つないだ手は温かいので、てぶくろは一組で十分。世界中の人がてをつなぐと輪になっててぶくろはいらなくなるよ、というお話でした。

登場する動物になりきって読んでくださいました。思わず聞き入ってしまいました。かわいいお話でした。

二つ目は、『坂の内の池物語』。毎年水不足で困っていた土居町天満に水をひいたという江戸時代のお話。

苦労して池を作った偉人「寺尾久兵衛」さんとその家族のお話です。楽器のBGMが体育館中に響きました。子どもたちはお話の世界に引き込まれていました。

 

測量器械も工事に使う道具もない中で、えん堤を作り、水路を作った先人の苦労がお話から伝わりました。私たちのふるさとには、すばらしい先人がいます。新しい発見といろいろ準備をしてくださったまつぼっくりのみなさんのおかげで、いつもとは違う心地よい雰囲気の中で、心安らぐひとときを過ごせました。

 

まつぼっくりのみなさん、すばらしいお時間をプレゼントしてくださり、ありがとうございました。