なかま集会を行いました。
2019年10月25日 04時49分10月24日、なかま集会を行いました。
これは、5年生による人権劇を見て、全校の一人一人が振り返り、友達の気持ちを考えて行動することの大切さに気づき、いじめや差別をなくしていこうとする態度を育てるためのものです。
5年生の人権劇は「みんなが気持ちよく生活するために」。
ある日の昼休み。ドッジボールをしていた5年生。ドッジボールの苦手な「はなさん」がボールを持った時、せっかくのチャンスだから得意な「じろうさん」に投げさせろ。と声がかかりました。それに同意して、じろうさんに渡したボールでチームは勝ちます。しかし、はなさんはいやな気持ちが残ります。「どうして私に投げさせてくれないの・・・。」じろうさんも後悔しているようです。「これでいいのかな・・・。」
みんなで話し合うことになりました。はなさんの気持ちを聞いたみんなは、「気持ちを考えていなかった。ごめんね。」とそれぞれ謝りました。翌日のドッジボールでは、みんなで励まし合ったり譲り合ったりして仲良くドッジボールをすることができました。はなさんも気持ちよくボールを投げて嬉しそう。
劇の後の感想発表では、「思いを伝え合うことが気持ちいい生活につながるんだ。」「言葉を大切にしたい。あったか言葉のキャッチボールをしていきたい。」「励まし合って、譲り合って、自分たちの力で解決することで仲良くなれる。」など積極的な意見が出ました。
最後に「土居小なかまソング」を全校合唱して、いじめや差別のない土居小にしていこうという気持ちを高めました。
これまで一生懸命劇の練習をしてきた5年生。しっかりと伝えたいことを表現できていました。また、それを見た各学年の子どもたちも、全校発表だけでなく、一人一人が自分の思いを書けていたようです。今後、この子どもたちの学びを生かして、様々な場面で考えることを通してさらに意識を高め、行動に移していけるようにしていきます。
参観して下さった皆様、本当にありがとうございました。